こだわり「粉石鹸」

 若い頃、濡れ雑巾に合成の洗濯石鹸をそのまま含ませて仕事で使う用具を素手で洗ったことがあります。洗った後日手にあかぎれのようなひび割れが出来てしばらく治りませんでした。
 次の回からは天然素材で無添加の粉石鹸を使用したら合成洗剤の時のような手の荒れは全くみられませんでした。それ以来、私は洗濯や手を洗うのに天然素材の無添加石鹸しか使用しないようにしています。

 合成洗剤を作る工場では厚いゴム手袋とマスクをして作業をしていると聞きました。普段の洗濯ではいくら水ですすいでも洗剤は衣類に残るでしょう。素手で触れられない洗剤がいくら薄まっていても肌に直接ふれることは何らかの影響があるのではないでしょうか。特に栄養ボトルや注射器などごく微量でも残留していれば長い期間には体内に蓄積する量は増える可能性があります。
 合成洗剤に含まれる物質(名前は忘れました)は人間の細胞に浸透して出ていかないとむかし小さな記事を目にしたことがあります。

 私は天然素材の粉石鹸にこだわって使い続けています。もちろん食器ほかの用具洗いも天然無添加の石鹸です。素手で洗い物をしていて全く手が荒れません。(冬場に熱めのお湯を使うと手が荒れることがあるのでご注意下さい)