胃瘻(いろう)カテーテルの交換

 前回胃瘻カテーテルを交換して3ヶ月を過ぎましたので本日訪問医により新しいものと交換となりました。

交換前に青いインクを古い胃瘻カテーテルより胃に入れ、次に細い腰のある長いナイロン線(釣り糸の様な物)をカテーテルを通して胃まで入れ、その細いナイロン線が残るようにして古い胃瘻カテーテルを抜き取ります。そして新しい胃瘻カテーテルをナイロン線にかぶせるように通して胃まで挿入。次にストッパー用のバルーンを膨らませてからナイロン線を抜き取ります。新しい胃瘻カテーテルから注射器(シリンジ)で胃の内容物を吸引して青インクが出る事を確認。さらに注射器で新しい胃瘻カテーテルから空気を胃に入れながら聴診器で胃の中で出る泡の音を確認します。以上の確認で交換は完了です。

 以前の確認は青インクと空気の注入音だけだったと思います。ナイロン線を入れるのは新しい手法のようです。