2010年3月

【発症後5ヶ月経過の妻】

2009年10月4日夜に発病してから5ヶ月を経過した妻は少しずつではありますが回復がみられます。 

左手は顔や髪の気になるところを触ったりするまでになり、問いかけには小さく頷いたり、笑顔をみせたりすることも多くなりました。

今いちばん喜ぶのは愛犬「レイチェル」の散歩する姿を、風景や花などとともに iPod(nano) で一部始終写して見せると小さな画像ですが凝視して見ています。それと孫と会うと笑顔を見せます。


2月23日より昼間は自発呼吸のみにして、人工呼吸器は夜間にしていますが、今のところ順調です。

もう少し回復して車椅子に乗れるくらいになればいいと期待していますが、ベッドを90°近く上げるリハビリも体調の良くない時は非常につらそうな顔をするのでできません。

時によりまだ疲れたような表情を見せますが、今はだいぶ体調の安定度も増してきています。


左手の動き2010年3月7日


初めての車椅子2010年3月8日
はじめは10分程度車椅子に乗るリハビリから始まりました。


雪の日の車椅子2010年3月10日


左手で物を持上げる2010年3月14日


背もたれを外す2010年3月15日


初めてのお風呂2010年3月16日
ベッドで寝たままシャンプーだったのがこの日より週二日(火・金)ストレッチャーでのお風呂(シャワー)となる。


はがきを裏返す2010年3月23日
軽いものなら左手で裏返すことができるくらいまでになりました。

元気なころはよくケンカし、彼女の欠点ばかり見て文句を言ってばかりでしたが、今は彼女の良い面しか見えません。
白髪頭の老いた姿も可愛らしく、いとおしく思える自分が信じられないくらいです。(彼女のほうはそうは思ってないふしが
ありますが)