在宅介護 家の準備

家での病人の介護とはどういうことなのか、人工呼吸器の必要な病人の介護とはどんなものなのか、不安半分世の中にはやっている人もいるわけだからなんとかなるだろうという気持と交雑していました。

病院のソーシャルワーカーからケアマネージャーを紹介してもらい、その手配で訪問看護の事業者、ヘルパー、訪問医師、介護用の機器リース会社、移動入浴の会社が決まり、家の中を病室になるよう準備です。

築30年の家は書棚、整理簞笥、ソファーなどを処分した跡の壁紙がシミやくすみで汚れていたので3月ころより洗剤を古歯ブラシにつけて少づつ汚れを落していきました。ベッドの位置はケアマネージャーの意見で図のようにしました。移動入浴の浴槽は場所をとるのでその時だけ食卓をずらして行うようにしました。
娘家族が少し先に二階で同居する予定になりまたし来客もあるので食卓は処分せずにそのままです。
痰の吸引器
市の補助の範囲内で購入できる機械を業者と手配していたのですがあとからケアマネージャーがデイケアに行く時の車中で使用するのにバッテリー駆動できる型にしなければいけないといい1万円ほど手出しになってしまいました。妻はまだまだそんな段階にないと思い、また車中で消毒液や洗浄液を使用した吸引は現実問題出来ないのではと思いましたがプロが言うのでバッテリー兼用型にしました。(実際にはその後バッテリーを使用することはありませんでした)
ベッド
ベッドは電動で頭と脚、高さが変えられるタイプ、マットはエアーマットで設定により床ずれ予防に自動で左右・水平と角度が変るタイプです。 このエアーマットはふわふわでリハビリの時など不都合なのと本人もあまり好まないので角度の変らないエアーマットに後日変更してもらいました。
人工呼吸器
ケアマネージャーは病院の機種の型番を調べていましたが、実際来たのは小型でスマートな機種でした。ちょっと音が大きいのが気になりました。
酸素発生器
思ったよりコンパクトで音も静かでした。移動や万一のため酸素ボンベも用意することになります。

リースの機器や介護のサポートは介護保険医療保険を使うことになるそうです。妻の介護保険は一番上の5級の認定を受けました。