胆嚢炎(たんのうえん)

退院して在宅介護に戻りましたが、座薬を入れるのですが便がほとんど出なく2週間経っても出ないので心配しました。発熱もありましたが便がずっと出ないのが気掛かりで訪問の医師に相談して2011年6月22日、再び新水巻病院へ行きました。
診断結果は便とは関係のない「胆嚢炎」ということでした。胆のうに結石もあるとのことで入院となりました。
よくある病気で体力があれば胆のうを摘出するのが一番とのことでしたが、妻は心臓の人工弁のためワーファリン(血液凝固抑制剤)を常用しなければならない問題があります。
担当医師はまず抗生剤投与で様子を見る、改善がみられない場合は胆のうに針を刺して膿(うみ)を出す処置をしてみるとのことでした。

抗生剤の投与では改善がみられず、針を刺す手術となりました。針を刺せばすぐに膿は出るのかと思っていたら数日間かけてちょっとづつ流れでるのを待つ状態でした。
胆嚢炎も気掛かりですが、便が出なかったのが心配で看護師に尋ねると出たとのことでした。妻は苦痛があるのか歯を常にくいしばっている状態で差し歯が斜めに変形してきました。
入院期間も長くなりずっと元気のないままなので今回はだめかも知れないと覚悟しました。万一にそなえ彼女の生い立ちから若い頃の写真でスライドショーDVDを作ってみました。

そして妻の表情など外観に向上はみられませんでしたが、7月20日に退院となりました。